まずは、ハーブや普段使うネギなどを水に浸けて育てる、気軽な「水耕栽培」から始めてみましょう。
クレソン
水辺に生える植物なので、水耕栽培にはぴったりの植物です。旬の時期は3~6月頃。この時期は特に栄養がたっぷり!新鮮なクレソンには、β-カロテン(ビタミンA)やビタミンCなどが、豊富に含まれています。
ミント
ハーブの中でも特に種類が多く、ペパーミント・スペアミント・レモンミントなど、さわやかな香りの中にも、いろいろな香りが楽しめるハーブです。収穫したての葉を数枚ちぎって入れる、ハーブティーは格別!
ネギ
みそ汁や冷奴の薬味など、何かと便利に使えるネギも、水耕栽培ができます。キッチンインテリアには、太めのネギより細めのネギが良いですよ。
水耕栽培のコツは?
水耕栽培のコツは、キレイな水を保つこと
葉が水に浸かると腐りやすいので、水に浸かる部分の葉は取り除いて、水はこまめに替えましょう。
簡単に始められる「リボベジ」
「リボベジ」とは、捨ててしまうはずの野菜のヘタや、収穫した後の豆苗などを水に浸けて再収穫を楽しむ、「リボーンベジタブル(再生野菜)」の略語です。
ニンジンやキャベツ、ブロッコリーの芯など、実は栄養価の高い部分なのに、捨てることが多い部分を再利用します。
スーパーでは、葉付きのニンジンは珍しく、あまり見かけませんが、ヘタの部分を厚めに残して、風通しの良い明るい場所で浅めの水に浸けておくと、1週間ほどで葉が出始めます。意外と水をたくさん吸うので、1日1回は水の量を確認しましょう。
ミニキッチンガーデンを楽しもう!
水耕栽培のメリットは、育て方が簡単なことです。また、虫がつきにくいのもうれしいですね!キッチンでも衛生的に育てられて、使いたいときに収穫できます。デメリットは、土で育てる植物ほど長持ちしないことと、ハーブの香りが弱くなるところです。
家族が集まるキッチンやテーブルに飾っておくと、新芽が出たり、1~2週間ほどで白い根が出たりする様子など、植物の成長を子どもと一緒に楽しめます。また、お気に入りの容器を使えば、キッチンインテリアとしても楽しめますよ。